2012年01月31日

つけまつける

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つけまつける(2012)

 前作、“PONPONPON"ではカラフルでキュート、そして少々ブキミなKAWAIIワールドで世界をあっと言わせ、瞬く間に魅了したきゃりーぱみゅぱみゅ。

 ミニアルバム“もしもし原宿”に引き続き、Capsuleの中田ヤスタカ氏の手による第2弾“つけまつける”が新年早々リリース。


 さっそく入手し、聴いてみたが、一度聴いたら耳を離れず、頭の中で繰り返されるする“つ〜けまつ〜けまつけまつげ♪”のリフレインが楽しくも悩ましい流石の出来栄え。正に日本のポップカルチャーを体現しながらも、彼女のファッションやそれが表わす世界観同様所謂“J−POP”のカテゴライズでは窮屈であろう個性的でオリジナリティあふれる魅力を発している。正直、前作“PONPONPON”の方がより個性的且つ楽曲・PVともキャッチーでインパクトがあったが、不思議の国のアリスに出てくる女王の宮殿風のセットも豪華で、きゃりーの両脇でライオンさん(後にお稲荷さんw)が踊り狂う“つけまつける”のPVも楽しい。このPVを観た欧米人からは、楽曲に貫かれた“つけま”というコンセプトが十分に理解できなかったためか、PVに意味ありげに登場するおめめぱっちりの目玉の意匠を見て、“きゃりーぱみゅぱみゅイルミナティ説”も多数登場したようで、笑わせてもらったw
 

 近頃、TVのCMや音楽番組などでもよく目にするようになった彼女。また、LAでの海外初ライブも盛り上がった模様。正直ライブパフォーマンスはまだまだ発展の余地があるし、今後のシンガー、パフォーマー、エンターテイナーとしての更なる成長を期待したい。


 ところで、ネットなんかを見ていると、彼女のことを“何がいいのかわからない”“頭おかしいのかな?”“本当はブス”などと心無いと言おうか、まったく無理解なコメントが少なからず散見された。音楽やファッションに対する個人の趣向の違いは致し方ないとしても、思うに、主に男性からの彼女に対する不評は、女性というものは、あくまでも異性たる男性をよく惹きつけるために身をやつすものであり、従って良き女性ファッションとは、いかにも男性受けするセクシーさや女性のかわいさ(例えばAKB48などの制服風ファッションがそそる“劣情”)を巧く際立たせるものであるはずだという観念から抜け出せず、彼女があくまでも自分自身がかわいいと感じる世界、なりたいと思う自分を実に個性的且つ魅力的に実現し得る、正に稀にみる優れた“表現者”として見なせないことによるものだと感じている。


 私は彼女を表現者或いはアーティストとして、そして更には世界に羽ばたく日本発の“ポップ・アイコン”としてこれからの彼女の活躍を大いに期待している。

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2012年01月18日

SPEEDIは誰のために!?

拡散予測、米軍に提供  事故直後に文科省
 (2012年1月16日午後10時21分)
. 東京電力福島第1原発事故直後の昨年3月14日、放射性物質の拡散状況を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による試算結果を、文部科学省が外務省を通じて米軍に提供していたことが16日、分かった

 SPEEDIを運用する原子力安全委員会が拡散の試算結果を公表したのは3月23日。公表の遅れによって住民避難に生かせず、無用な被ばくを招いたと批判されているが、事故後の早い段階で米軍や米政府には試算内容が伝わっていた。
(福井新聞)


 昨年3月13日に発生した福島第一原発3号機の“水素爆発”、今思えばマスコミには楽観論が溢れ、枝野官房長官(当時)が連日連夜登場していた政府発表からもさしたる緊急性も緊迫感も感じられら無かったと記憶している。ところが実際は正に驚天動地の深刻な事態が進行していたのであり、SPEEDIの結果が速やかに公表されなかったために、福島県の原発周辺地域は愚か、風に乗って首都圏に及ぶ広範囲に、僅か一日二日の間に米ソ両国による核実験華やかなりし時代を凌ぐ勢いで多量の放射性物質が降下したにもかかわらず、知らぬが仏とばかりに多くの国民が屋外で何ら変わらぬ日常を過ごしていたのだ。
 余りにも酷い政府の対応。旧ソ連以下の政府だと言われても仕方が無い。


 しかも、文科省は、最も知るべきであったはずの国民には一切伝えず、米軍にはSPEEDIの予測結果を伝えいたというではないか。

 事故発生以来、すぐに公開され、避難誘導に生かされるべきであったSPEEDIの予測結果。また、あってはならぬことだが、正にこのような事態のために巨額の税金を投入して構築されたシステムであったはずではないか。事実、SPEEDIが“隠蔽”されたがために放射性物質が正に拡散せんとする“風下”へと知らずに避難し、被曝してしまった原発周辺の福島県民もいるというではないか。 

 さらに3月13日といえば、放射性物質の影響を懸念し、首都圏から退避するようにと、世界各国の大使館が相次いで日本在住の自国民に勧告を出していた時期である。(拙ブログ記事:2011年03月14日 東京から逃げよ!? 参照) それを当事者たる日本国民は「実は深刻な事態なのでは…」と密かに怪しみつつも、たいしたことは無いのにと、疑いつつも半ば政府やマスコミに露出する御用学者を信頼し楽観しきって日常を送っていたのだ。 

 爆発により大量に舞い上がった放射性物質は、数日後には首都圏に到達。降雨も相俟って21日から22日にかけて最大に達したのだが、知らずに雨に打たれてしまった人も多いことだろう。


放射性物質、核実験の3倍の降下量 専門家「早く沈静化を」
2011.3.25 19:38
 福島第1原発事故で東京に降り注いだ放射性物質のセシウム137は、最大となった降雨の21〜22日に、かつて行われた大気圏内核実験で1年間に降った量の3倍近くに達したことが分かった。  放射線医学総合研究所の市川龍資元副所長(環境放射能)の資料と、文部科学省の発表データを比較。市川さんは「早く原子炉を冷却し、沈静化させてほしい」と話している。
 市川さんによると、昭和38年に東京で確認された放射性降下物のセシウム137は年間1平方キロメートル当たり52ミリキュリー。換算すると1平方キロメートル当たり1924メガベクレル。

 文科省によると、今月18日以降、東京で降下物として検出したセシウム137は、24時間ごとの値で最大だった21日午前9時〜22日午前9時は5300メガベクレルで、38年の1年間の約2・8倍になった。翌日以降は400メガベクレル以下に減少した。
(MSN産経ニュース)


 このような緊急事態を知りつつ、我々の現政府は決して自国民を守ろうとせず、徒に混乱を恐れ、“直ちに健康に被害が無い”ことを良いことに、今後、放射性物質が国民の健康と生命を蝕み続けることと引き換えに、これ以上ないというほどの緊急事態において、自らの職務の平穏を守ることに徹したのだ。
 正に万死に値する所業。


 事故検証委員会は、関係者を即刻割り出し、責任を厳しく追及すべきである。


発事故直後SPEEDI知らなかったという菅総理への疑惑証言
ジャーナリスト・武冨薫氏の司会&レポートによる本誌伝統企画「覆面官僚座談会」。呼びかけに応えた5人の官僚(経産省ベテランA氏、財務省中堅B氏、総務省ベテランC氏、経産省若手D氏、内閣府若手E氏)に、「原発と菅総理」について聞いた。

 * * *
――まず聞きたい。国民は菅首相の原発対応に非常に不安を感じている。原発は本当に大丈夫なのか。

経産D:誤解してほしくないですが、これほど重大な国難を前に、我々が仕事をサボタージュしたり、良くないとわかっていることをやったりすることはない。それは総理も同じ気持ちでしょう。
総務C:D君、君たちの立場は理解できるが、原発事故対応に失敗した責任が、総理を輔弼できなかった経産省の原子力安全・保安院や原子力安全委員会にあったことは間違いないよ。
経産A:確かに間違いはあった。総理が事故発生直後に原子力緊急事態宣言を出した時点で、本来なら原子力災害対策特別措置法で政府が最優先にすべきは住民の安全確保であって、事故の収束は第一義的には原子力事業者、つまり東京電力の役目だった。それを菅総理は自ら事故処理の陣頭指揮を執ろうとした。その結果、事故処理に素人が口出しして混乱させたうえ、最も心を砕くべき住民の安全確保が後回しにされた。
内閣府E:SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の件ですね。
――原発事故の際、住民の被曝回避や避難のためにSPEEDIの放射能拡散予測を政府が自治体に伝えると定められていたが、それを隠して住民を被曝させた。『週刊ポスト』がスクープした官邸の大罪だ。
経産D:SPEEDIの予測図は、本震から約半日後の3月12日未明に保安院から官邸の危機管理センターに送られた。総理も官房長官も「知らなかった」と国会で答弁し、経産省の担当者が知らせなかったということにされた。犯人捜しまで行なわれています。
内閣府E:検証作業は確かにやっています。でもあの時、本当は総理も危機管理センターにいたんでしょ?
――それは初耳だ。
内閣府E:官邸にいた同僚の話では、事故当日、危機管理センターには各省から連絡役の若手が派遣されていたが、SPEEDIの端末はなかった。そこで端末がある原子力災害対策本部事務局の総括班長、つまり保安院の企画調整課長から危機管理センターの経産省専用のサーバーにデータが送られたようだ。指示を出したのは総理秘書官の1人だと聞いている。
財務B:危機管理センターにいたリエゾン(本省との連絡係)の一存で課長に指示を出せるはずがない。
内閣府E:その時刻も興味深い。送られたSPEEDI予測は、保安院が福島第一原発1号機のベントに備えて特別に試算させたもので、記録では保安院に配信されたのが12日の午前1時12分、そこから官邸に送られたのが1時35分頃だった。首相動静にも記録があるが、総理は0時53分に危機管理センターに入り、1時36分に執務室に戻っている。非常に微妙なタイミングだけど、ちょうど予測図が送られた頃まで総理は危機管理センターにいたというわけです。
経産A:総理は原発の電源喪失を重視し、官邸から「電源車はまだ到着しないのか」「どこまで行ってるんだ」と15分ごとに東電に確認させ、電源車ではダメとわかると、「ベント、ベント」、その次は「まだ給水できないのか」と苛立っていた。たとえ執務室に予測図が届いていても、見ていたかどうか……。だから法に従って政府と東電の役割分担をすべきだった。
※週刊ポスト2011年7月22・29日号

 菅首相(当時)や枝野官房長官(当時)をはじめ、当時の政府首脳は、SPEEDIの予測結果を“知らなかった”などと白々しいことを言っているようだが、文科省から米軍や米政府に流れた情報を政府が把握していないなどと、一体誰が信じられようか。もしそうならば、日本政府など無いに等しいのではないか。
 民主党政権の無能・不作為及び悪意は、東北はおろか、幾千万人もの国民が居住し政治・経済・文化の中枢機能を有する世界有数の首都圏が、大量に被曝すると言う前代未聞、未曾有の事態を招いてしまった。
 そして、あらかじめ予測可能で、早めに手を打てば十分に阻止できたはずにもかかわらず、政府は被災地から被曝した物資が止め処なく全国に流通する事態を招き、汚染されたガレキを方々で焼却しようと企てており、このままでは日本全国どこにいても被曝の危険からまぬかれることが困難になろうとしている。
 未だマスゴミではあいも変わらず破廉恥なお笑い番組などを東京から垂れ流して、放射能などまるで無いかのように振舞っているが、数年後には日本国の存亡に関わるとてつもないカタストロフィとなるのではないかと、大いに危惧が募るばかりである。

消費増税否決なら解散も 野田首相、野党を牽制
野田佳彦首相は16日、東京都内であった民主党大会で、消費増税法案の成立後に衆院の解散・総選挙を実施する意向を重ねて示した。そのうえで「野党に法案をつぶしたらどうなるのかを考えていただく」と述べ、与野党協議に否定的な自民、公明両党を強く牽制(けんせい)した。野党多数の参院で法案が否決されれば、衆院解散に踏み切る覚悟で臨む姿勢を強調したものだ。  首相は消費増税と社会保障一体改革などを改造内閣の課題に挙げ、自公両党が与野党協議に応じない場合の国会運営について「どうしても理解いただけない場合は参院に送って考えていただく手法も採用する」と主張。衆院で強行採決を辞さずに可決したうえで、参院に法案を送って野党の抵抗を国民に見せる戦略をとる考えを明言した。

 また「不毛な政局談議はやめ大局に立って奉仕することが求められている。崖っぷちにいるのは民主党ではない、日本と国民だ」とも強調した。これらの発言は、衆院解散をちらつかせることで野党を協議に引き込む狙いがある。
(asahi.com)


 まるで偏執狂のように消費税増税に固執し、なりふりかまわず実現に狂奔するキチガイじみた“どぜう宰相”。
 何が“崖っぷちにいるのは民主党ではない、日本と国民”だ。

 日本と日本国民をがけっぷちに追いやったのは正にお前たち無能で反日の民主党政権ではないのか。
 
 お前たちが政権の座に居座れば居座るほど復興は遅れ、放射能は決して収まらず、日本は堕ち続けてゆくのだ。

 民主党政権が居座る限り“不毛”な“政局”は収まらない。
 日本が崖から転げ落ちる前に、一刻も早く解散し総選挙を行い民意を問え!! 
posted by lizard at 01:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 憂国日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月16日

これがコリア・スタンダード

サムスンはモラルのない「密告者」…台湾で反韓感情が再燃
Y! 【社会ニュース】 2010/12/14(火) 12:16
  サムスン電子が欧州連合(EU)から液晶ディスプレイ(LCD)パネルの価格談合で名指しされながらも、情報を先に提供したため課徴金を逃れたことについて、台湾メディアは12日、サムスン電子をビジネスモラルのない密告者と批判した。

  韓国メディアは、テコンドー問題をめぐり悪化した台湾の反韓感情が、サムスン電子に飛び火したと報じた。
  報道によると、EUは台湾4社と韓国のLGディスプレイの計5社に、LCDパネルの価格談合など不公平な取引を行ったとして、総額6億5000万ユーロ(約720億円)の課徴金を科すと発表した。台湾の奇美電子の課徴金は5社のうち最大の3億ユーロ(約330億円)で、LGディスプレイより8500万ユーロ多かった。
  サムスン電子も談合に参加したが、最初の内部告発者には法的責任を免除するリニエンシー(leniency)制度が適用され、課徴金が免除された。
  台湾の呉志揚桃園県長は9日、県議会で「県政府は今後、韓国産製品を使わない方向だ」との立場を明かし、台湾経済省の官僚もサムスン電子だけが課徴金を支払わないことについて、「国際的な市場においてビジネスモラルのなさを示した」と述べた。
  台湾では11月、広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級で、台湾の楊淑君選手が失格になったことをめぐり韓国への強い反発が起きた。(編集担当:新川悠)

(サーチナ)


 他国のこととはいえ、読んでいてはらわたが煮えくり返る。
 
 正に信義に悖る恥ずべき行為。

 きっと彼らには恥という概念がないから平気でやってのけらることができるのだろう。
 この一件も、彼らの本質を如実に表している。 
 嘘、騙し、裏切り、そして出し抜き… 
 これだ。
 This is Korea.


 これが正に朝鮮半島に対する根深い不振と違和感の原因。


 これにかの国の常軌を逸した反日が加わっては、到底好きになれるはずがない。


 腹が立つのは無論、正直、気味が悪いし、生理的に受け付けられない。


 これが朝鮮では是とされるのだろうが、日本人や台湾人には到底考えられない非道な行いであることは間違いない。


 訪台した折、セブンイレブンの書架に“韓流”の雑誌が数種類もあり、韓国芸能人独特の上から目線のスター気取りのスマイルがズラズラと並んでいて、少々嫌な気分になった。日本の芸能人など影も形も見当たらない。KCNさん達によると韓流はやはり台湾でも流行しているとのこと。しかし、私が会った3人の台湾の方は韓国嫌いで、電子製品も今流行りのスマホも、市場を席巻するサムスンなど韓国勢のものは決して使わないとのこと。端木さんの女性らしいほっそりとした手にはソニーエリクソンのスマホのディスプレイが輝いていた。


 はっきり言って、薄気味悪い。


 韓流は。

 
 韓流ファンの日本人の皆さん、かの国では親日であることが罪悪。

 親日派はまるで罪人のように糾弾されるのです。

 嘘だと思うなら、インターネットで探してみてください。幾らでも証拠は見つかります。
 
 韓国芸能人たちは、偽りの笑みを浮かべながら、そんな国から銭儲けのためだけ我が国にやってきて、裏ではペロッと舌を出してるんです。

 
 はっきりいってバカにして見下げてるんですよ、日本人のことを。

 
 即刻薄気味悪い連中の尻を追い回すのはやめましょうね。

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5回目の訪台から帰ってきましたっ!!(その4:最終回)

 さて、とうとうKCNさん達とお会いする三日目。

 午前中は土産物購入。嫁さんが大量のパイナップルケーキ(台湾の名物土産)を購入。過去最高のお土産購入量で、帰宅時の運搬に相当苦しむはめに… 

 昼食は、前から嫁さんと息子が行きたかったらしい、晶華大飯店1階のブラッセリー(http://www.grandformosa.com.tw/JP/Dining/Brasserie/)のバイキング。広い会場にとても多彩で豪華なメニューが並ぶバイキングに、食べ盛りの息子も大満足。幼い子ども連れの家族や若者のグループなど、観光客等だけではなく、地元台北の方も大勢いらっしゃったように見えました。


 KCNさんとは午後2時にホテル前で待ち合わせの約束。今回も日本語が大変達者な端木さんに再び同行していただけるとのこと。
 我々の宿泊ホテルに迎えに来ていただいたのですが、インターネットで知り合い、お互いに顔がわからず不安だった前回でしたが、今回は、ホテル前に停車された自動車の窓から見える端木さんの顔がすぐにわかりました。


 事前の話では、台北のかつて日本人墓地だった後に整備された“林森公園”にある台湾総督府第7代総督である明石元二郎総督の墓地跡に行くことになっていましたが、なんと、KCNさんは、台北市街から車で4,50分の三芝の「福音山基督墓園」内にある、移設された現在の明石総督のお墓へ連れて行っていただけるとのこと。お忙しいKCNさんに、あまり甘えてご迷惑をおかけしては申し訳ないと思っていたのですが、望外のご提案に感激しました。


 また、途中果物屋さんに寄っていただきました。


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KCNさんと端木さんに立ち寄っていただいた果物屋さん。

 御承知の通り、台湾はマンゴーやパイナップルで有名なフルーツ天国。おいしくて安い果物が豊富にあります。12月や1月に訪台すると涼しくて行動にはいいのですが、あの大変おいしいマンゴーを食べられないのが難点。立ち寄っていただいた果物屋さんでは、輪切りにすると星形になる通称“スターフルーツ”やお釈迦様の頭に見えるその名も“釈迦頭”、そしてKCNさん達からプレゼントいただいたのが“蓮霧(レンブ)”。甘さは控えめですが、サクサクとした歯触りで水分が豊富で瑞々しく、とてもおいしくいただきました。またメロンもプレゼントしていただきました。


 ところで、明石総督とは大正7(1918)年に台湾に赴任した第7代総督。明石総督は、日露戦争時にロシアでの機密工作に従事した“明石大佐”としてもよく知られていますが、日本では残念ながら未だに台湾総督としての明石氏の功績を知る方は少ないと思います。

 明石総督は赴任後、自らの目で台湾の実情を確かめんと各地を巡る視察を実施。台北刑務所を訪れた際には、二十代半ばの受刑者が大半であると聞き及び、 日本統治辞開始後に生まれた彼らに犯罪者が多いということは、日本の統治がまだまだ不十分であるため青年の犯罪を生生むのだと考え、さらなる善政への決意を新たにしたといいます。

 1年4カ月と極めて短い在任期間のうちに、日月潭水力発電事業の推進、内地人と台湾人の教育上の差別を撤廃した台湾新教育令の公布施行(これにより台湾人にも帝国大学への進学が可能に)、司法制度の改革、嘉南銀行、台北高等商業学校の設立、交通機関の整備、森林保護など、今日の台湾の基礎を築いたといっても過言ではない近代化事業を精力的に推進しました。
 台湾統治に精力を傾け多大な成果を上げた明石総督の名声は高まり、次は総理大臣という呼び声も高かったにもかかわらず、残念ながら洋上で病に倒れ、故郷の福岡で亡くなりました。

 「死後は必ず台湾に葬るよう」との明石総督の遺言により、遺骸はわざわざ郷里の福岡から台湾へと移送され、遺言通り台湾の墓地に埋葬されました。
 しかし、戦後、台湾へと流れてきた国民党軍の敗残兵や難民などの中国人が墓地に住み着き、墓地は荒廃を極めまるでスラム街と化してしまう有様。台湾の新しい支配者である国民党政権は、この惨状を長年放置し続けましたが、1994年に国民党以外から初めて台北市長に当選した陳水扁前総統がこれに心を痛め、居住者を退去させて同地を公園化(現在の林森公園・康樂公園)。その時、明石総督の墓は80年ぶりに掘り起こされ、明石元紹氏(明石総督の孫)の「祖父を台湾に眠らせてやりたい」との意向により、多くの台湾人の支援を受け、平成11年、台湾海峡を臨む三芝郷の「福音山基督墓園」に移設されました。


 台湾の礎を築いたといっても過言ではない名総督の明石氏。

 台湾人であるKCNさんも大変敬意を抱いておられます。

 KCNさんも明石総督のお墓は初めてとのこと。
 
 降りしきる雨の中でしたが、墓地の方にも大変ご親切にしていただき、無事、明石総督のお墓へと参ることができました。台湾海峡を望む三芝の高台に設置された総督のお墓は、石でできたとても立派なお墓です。私も、わずか心ばかりですが、日本から持参した日本酒と線香を供え、KCNさん達や家族とともに手を合わさせていただきました。


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明石元二郎総督のお墓
 
 ディズニーランドへ行ったことのある中学生は日本全国に多々おります。しかし、明石総督のお墓参りをした日本の中学生はそういないはず。感激することしきりの私とKCNさんを尻目に、ピンとこない様子の息子でしたが、いずれその価値が理解できる日が来ると信じています。

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明石元二郎(写真はWikipediaより)

 ※参考Link:KCNさんのブログ「台民の鎮護 -明石 元二郎總督」(http://blog.roodo.com/kcn/archives/15724985.html)


 明石総督の墓参りの後、台北の孔子廟へ。孔子様は学問の神様だと、息子の成績UPを願う妻もノリノリ。端木さんに手伝ってもらいながら、売店でお守りを購入していました。比較的新しく、精巧な彫刻も見事で立派な寺院でした。


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孔子廟

 その後、医療と長寿の神様「保生大帝」を祀った廟、「保安宮」へも連れて行っていただきました。先ほどの新しい孔子廟とは違い、龍山寺のように古く趣を感じさせます。龍山寺に負けずとも劣らない、大変見ごたえのある立派な寺院でした。


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保安宮

 なんとこの保安宮、戦後大陸からやってきた中国人が住み着いたことがあるとのこと。KCNさんと端木さんが、境内にあった碑文を指さし、説明してくれました。

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碑文に見入る私達

 先ほどの明石総督の墓地といい、この保安宮といい、そもそも宗教心や信仰心が欠落しているのか、どこに住んで平気な彼らには心底呆れ果ててしまいます。 私はこの説明を聞いて、思わず「信じられない!」と大声を出してしまいましたw


 さて、寺院の参拝の後、皆さんとともに食事へ。

 台北市内の鍋料理のしゃれたお店に連れて行っていただきました。そこでは端木さんのご友人で李さん(たぶんそうおっしゃいました)という、日本語が達者な若い男性も合流。日本や台湾の様々な話で盛り上がりました。みなさん、日本のアニメやマンガもお好きなようで、マジンガーZや宇宙戦艦ヤマトなんていう古いアニメが好きな李さんには、京都に来た際は是非マンガミュージアムに行きましょうと提案。

 みなさん一様に心配されていたのは福島原発事故の現状。台湾では全く報道されなくなったとのこと。私は皆さんに、「野田首相が収束宣言を出したが、現状は収束などということばには疑問を抱かざるを得ない。完全に収まるまでには数十年を要する。発生初期に比べると微量ではあるものの、今なお放射性物質が放出され続けている。関東にも放射能汚染が濃い地域も点在している。全てではないものの、関東・東北産の食物の中には放射性物質に汚染された危険なものもある。」と説明しておきました。皆さんには気兼ねなく日本へお越しいただきたいのですが、全然大丈夫だから来てねっ!なんて日本政府のように無責任なことはやはり言えませんでした。
 
 さて、そのお店ですが、鍋と焼肉が同じテーブルで同時に楽しめるようになっており、焼肉を焼きながら鍋をつつくという、日本では見かけない斬新なシステム。鍋を真ん中に、両脇に焼肉を焼く網があります。欲張りな嫁さんが特に気に入っていました。


 楽しかった夕食を終え、李さんとは店の前で別れ、KCNさんには我々の宿泊先まで送っていただきました。KCNさんからは以前にもご紹介した台湾のブラック・メタルバンド“閃靈”のCDや、東京で開催された台湾人イラストレーターの作品展に出展された作品を集めたイラスト集、そして台湾先住民の昔の様子を収めた写真が豊富に掲載された誠に興味深い書籍など、たくさんプレゼントをいただきました。ありがとうございます!

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KCNさんにいただいた品々。閃霊のCD、カッコイイ!!


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いただいたイラスト集掲載のKCNさんのイラスト。とても個性的で美しく、魅力的です。

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いただいた先住民の写真集「台灣老明信片」。日本統治時代等の着色写真の絵はがきが多数収録。実に興味深い写真集です。

  KCNさん、端木さん、そして李さん、日本に来られた時は是非京都へと足をお運びください。私たちが今度は皆さんをご案内する番です。皆さんと京都でお会いできる日を心から楽しみにしております。


 ※KCNさんのブログ記事:正月7日lizardさんと一緒に明石総督の墓に行って参拝しましたhttp://blog.roodo.com/kcn2/archives/18728913.html

 さて、KCNさんたちとお別れした後は、妻の希望で台北101の近くにある“誠品書店”へ。

 地下2階から地上5階まで、書籍のみならずグルメ、ファッション、音楽と、おしゃれな雰囲気の複合商業施設。私は台湾へ来るとCDを買うのが恒例となっていたので、CDを買おうと4階の誠品風尚へ。ズラリと並んだCDの数々。私は台湾人アーティストの作品を所望していたのですが、海外、特に欧米のメジャーは無論、インディーズ・アーティスト等のロック・ポップスから、クラシック、ジャズまでありとあらゆるジャンルのCDや映画のDVDが大量に並んでおり、ほしいものを探し出すのに一苦労。欧米コーナーにはあったのですが、ようやく見つけた台湾アーティストのコーナーには試聴ブースがなく、どれを買えばいいのかわからなかったのですが、店のおすすめ盤らしきシールがはりつけられたもののうち、ジャケットに惹かれたものなどを3点購入。また後日紹介します。

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誠品書店で購入した3点のCD。別の機会に紹介します。もっと欲しかった…

 妻を見ると少し不機嫌な様子。彼女が好きな台湾人俳優のジェリー・イェン(言承旭)や台湾ドラマのDVDが欲しかったらしく、私と同様、どこにあるのかわからなかった様子。そこで店員さんに例によって私の下手な英語と筆談で尋ねると、一生懸命探し出してくれました。


 KCNさん達と出会い、盛りだくさんで楽しかった三日目もこれで終了。

 明日はいよいよ帰国。


 楽しかった台湾旅行も最終日。
 帰国日は特に観光的なことは何もせず、ただ荷物の整理と、あと一軒だけ土産物屋に立ち寄りました。

 “金龍藝品”(http://www.taipeinavi.com/shop/151/)では、以前に一度来たときも買ったのですが、化学薬品無添加で天然水を使い、植物由来の生薬などを配合した石鹸やシャンプーを購入。香りは薬草臭いのですが、なかなか良い感じです。髪が元気になる気がします。また、リンスやコンディショナーを使わなくても髪がしっとりします。薬効により数種類ありますが、はげに効くのはシャンプーの“洗頭水”、石鹸では“甘草”。日本語の達者な店員のおばちゃんは、「ハゲに効くのはこれ」とダイレクトな言い方で教えてくれますw あっ、私、まだハゲてませんので、念のため。予防のためですww

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 日本でもネットで購入できるようになったようです。
 Link:ユアンソープ・台湾発、無農薬天然ハーブの石けん  

 前回が4泊5日だっただけに一日少ない3泊4日はとても短く感じられました。
 
 また、訪台も5回目を数え、“台湾が大好き”という点では意見が一致するのですが、妻と私では台湾に対する趣向が随分と違ってきました。

 私はもっと南部の方や田舎地方へも足を延ばし、台湾の歴史を感じる史跡、特に日本人ゆかりの地を訪ねたり、又、台湾人との交流を深めたいという思いが強く、そのマニアックな思いを全て通そうとすると、ショッピングや食事など普通の観光に重点を置く妻が楽しめなくなってしまいます。


 そろそろ、台湾一人旅なんてのもいいかもしれませんね。


 いずれにしても何度でも来たくなる台湾。


 次回は今回訪問を断念した台中や、それより南のまちにも泊付きで足を延ばしてみたいと思います。


 ちなみに、妻は勝手にもう日程を決めているようですw

 今回も無事、台湾旅行を終えることが出来ました。

 KCNさんたちをはじめ、お世話になった台湾の皆さん、本当にありがとうございました。

 いつまでも平和で、台湾旅行へ行ける世の中でありますように…

 そして、日本と台湾がますます仲良くなり、より一層繁栄してアジアや世界に貢献できますように!!

 長々と駄文を読んでいただいた方、ありがとうございました。

 (おわり)

posted by lizard at 02:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 台湾訪問記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

5回目の訪台から帰ってきましたっ!(その3)

 平渓線に乗り込んだ我々は、終点“菁桐駅”駅で下車。苔むす屋根が美しく、昔の国鉄ローカル線の駅を思わせるレトロな駅舎。

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 この辺りは炭鉱の町だったらしく、駅前には採掘の様子を模った大きな像が立っています。

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のぼりがはためく羅福助さん、選挙の結果はどうだったのでしょうか?

 駅舎を出ると、正面にこれもレトロな雰囲気の土産物屋があり、そこで少々ショッピングを楽しみました。私は戦前の広告看板をモチーフにしたレトロなマグネットを購入。

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 向かって左の「阿片小賣所」は、実物が元になっているのでしょうか。「臺灣総督府専賣局」の文字が歴史を物語ります。

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 かの後藤新平が、台湾総督府の民生長官として、台湾における阿片の蔓延を一掃するために阿片購入を免許制にして吸引者を漸減、更には撲滅に成功したことは、日本の統治が台湾で行った“善政”の一つ。
 かつての日本の統治を示すこういうものが現在でもグッズ・お土産として売っているという事実。日本による統治の真相が朝鮮人の主張と異なることを示しています。

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後藤新平(写真はWikipediaより)

 ※参考Link:KCNさんのブログ「後藤新平」(http://blog.roodo.com/kcn/archives/7180489.html)

 売店でレトロなグッズを物色中に気付いたのですが、何やらテレビのロケをやっている様子。気が付けば店内は我々家族と撮影隊の皆さんだけ。若い男女のタレントがデートの設定でロケをしているらしく、無言の圧力を感じた我々は仕方なしに売店を出ました。売店を出がけにせっかくだからとロケの様子を撮影。ところが、フラッシュが光ってしまい、ロケのスタッフから睨まれてしまいました。収録中にこりゃまずかった!ごめんなさい! …てか、もう少し売店を見たかったのに、はっきり言ってこのロケ隊が本当に邪魔でした。

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ロケの様子。有名なタレントさんなのでしょうか。知っている方、教えてください。この写真を撮影したときにフラッシュが光り、撮影隊に思いっきりにらまれました。

 さて、我々の“菁桐”での第一の目的は、日本統治時代に日本の官舎だったという、今も数件残る日本家屋群にあり、当時の日本家屋をほぼそのまま利用した休憩・食事処である“皇宮”で食事をすること。降りしきる雨の中、傘をさして案内板を頼りに日本家屋群へと向かいました。

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日本家屋群に向かう道中の景色

 ちょうどお昼時に程なく到着した日本家屋群。手前には一軒、新築中(修復中?)の日本家屋風の建物がありました。きっと、あらたな観光スポットなのでしょうね。
 さて、皇宮の前へとやってきたのですが、閉店中の模様。仕方なく記念撮影だけして、店に背を向けて帰ろうとすると、背後から何やら女性に声を掛けられました。振り向くとお店の方のようで、どうやら店を開けてくれるようす。

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日本家屋を改装した皇宮茶房

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皇宮茶房、落ち着いた佇まいの店内の様子

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皇宮の名刺

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皇宮の名刺(裏)

 お客が少ないシーズンなので閉めていたのかどうかわかりませんが、我々はお店の方の暖かい笑顔に招かれ、中へと入りました。中は本当に懐かしい日本家屋そのもの。お客が我々だけだったせいもあるのですが、静かでいい雰囲気。お食事もおいしくいただき、やさしい笑顔で接していただくお店の方も感じよく、すっかりリラックス。お店の方からはお庭を見て行ってと言われましたが、残念ながら列車の時間もあり、お店を後にしました。

 さて、電車は20分遅れのようですが、瑞芳方面行の平渓線に乗り込んだ我々は、十イ分駅で途中下車。ここは、台湾紹介番組でも時折紹介されるのですが、列車の線路と沿線の商店が、日本では考えられないくらい近接しており、レトロな街並みを低速で通り抜けるその様子がとても情緒があります。

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 十イ分駅では当初、台湾のナイアガラと称されているらしい、“十イ分瀑布”を見に行く予定でしたが、滝まで歩いて行くと列車の時刻がうまく合わなくなることと(思っていた列車が運休だったため)、次第に激しさを増す風雨に断念。途中で引き返しました。また、道順を途中で間違ったことも大きく響きました。台湾の観光地、特にカントリーサイドではいつも思うのですが、サイン(案内看板・標識等)が少々不十分。もう少し観光客の目線に立った丁寧な整備を望むところです。

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見に行くはずだった“十イ分瀑布”。(写真はWikipediaより)

 引き返す途中、駅が近づくと駅のホームに既に電車が入っているのが見えます。駅は我々の位置からはまだ遠く、走って間に合うかどうか微妙な距離でしたが、これを逃すとあと40分以上待たなくてはならないので、三人で駆け出しました。半ばあきらめていましたが、ホームで車掌さんがこちらを見て急げ急げとジェスチャーし、待ってくれているのが見えます。よしっ!まだ間に合うぞっ! と猛ダッシュ。ホームへは駅舎を通らなくても、道から直接入れます。優しい車掌さんのお蔭で幸い間に合いましたが、時間に厳しい日本の鉄道なら確実にアウトだったでしょう。

 さて、再び瑞芳駅で東部幹線に乗り換え、台北に帰還。
 台北では免税店などで奥さんお楽しみのブランドショッピングの下見とお土産のチェック。息子は退屈そう…
 夕食は、現地の日本人にも親しまれているという台湾料理の店「梅子餐廰」へ。

 2階へと案内されたのですが、二階には透明な水槽の生簀が多数あり、食材が新鮮なことが伺えます。
 笑顔を絶やさないお店の方も感じよく、カニおこわ等を食したのですが、とても美味。


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 実は注文するときに、三人でカニおこわを二つ頼んだのですが、一つで十分だといわれましたw
 ちなみに、食いしん坊な我々は、台湾でたくさん頼みすぎて、お店の方に一つで十分とか、多すぎるとかよく言われてますw

 そーいえば私の好きな映画「ブレードランナー」でも、主役のハリソン・フォードが、日本人らしき年老いた店員がいるうどん屋台で、ヌードル四つを注文し、店の親父から「二つで十分ですよ。わかってくださいよ。」などと諌められる印象的な場面がありましたねw



 食事の後は、息子がどうしても台北101に行きたいというので、向かうことに。

 台北101には、訪台の度に息子や妻の要望で行っているので、多分訪台回数よりも多い7・8回は行っていると思います。
 いくら素晴らしくても私は既に食傷気味で、別に行かなくても平気なのですが、妻や息子は台湾に来ると、どうしても一度は足を運びたいようです。

 残念ながら雨のため視界が悪く、夜景は十分に楽しめませんでしたが、売店で台北101のマスコット「ダンパー・ベイビー」のグッズなどをお土産や自宅用に購入。
 妻は息子の友人用に、ダンパー・ベイビーのメモ帳を大量に購入。私はダンパーベイビーのゼンマイ式の人形に惹かれました。見本用に出されたゼンマイ仕掛けで歩く彼を見ているととても癒される感じがしたので、日本でも疲れたときにこれで遊んで癒されようと考え、購入しました。
 
 (帰国後、早速家で試そうとゼンマイを巻き、机の上で歩行を試みましたが、何かがつっかえているようで、2・3歩歩いては止まり、癒されるどころか余計にストレスが募りました。もしやと思いパッケージの裏を見ると、“Made in China”の文字が… 台北101にあったやつはちゃんと動いてたのに…)


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ダンパーベイビーの黒バージョン

 入場券の割引でアイスクリームを食べた後、台北101を後にしホテルへ。
 二日目はこうして終了しました。

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2012年01月14日

残念!蔡英文氏敗れる…

台湾総統選、国民党・馬英九氏が勝利宣言
【台北=源一秀】台湾総統選挙は14日、投開票され、国民党の馬英九総統(61)が野党・民進党の蔡英文主席(55)や親民党の宋楚瑜主席(69)を抑え、再選を決めた。

 2008年の初当選以来、中台関係を大幅に改善させた馬氏の対中融和政策が信任を得た形となり、馬氏は経済を中心に中台の一層の緊密化を図るとみられる。馬氏は14日夜、台北市内で「我々が勝った。私個人の勝利ではなく、台湾人民の勝利だ」と述べた。
 この日は、総統選とともに立法委員選(国会議員選、一院制、定数113)の投票も行われた。両選挙の同日実施は台湾史上初めて。
 台湾の中央選挙委員会によると、14日午後8時半(日本時間午後9時半)現在、総統選の得票は、馬氏が約683万票、蔡氏が約605万票、宋氏は約36万票となっている。

(2012年1月14日21時25分 読売新聞)


 みなさん、ご承知の通りの結果とあいなった。
 民主進歩党の蔡英文氏の奮闘も今一歩及ばず、国民党の馬総統が再選。

 今後4年間、馬総統のリーダーシップにより、平和協定の進展など台湾の対中融和が更に進むならば、東アジア諸国にとって、正に由々しき事態である。
  
 他国のこととはいえ、日本の命運に大きく関わる台湾情勢。
 4年間待ったが、残念ながらまたしても中国人の勝利に終わった。

 しかし、これで民間の日台友好の絆が断ち切られるわけではない。 
 一人の日本人として、今後も台湾人を支持し、台湾の繁栄、日台友好親善の深化を願い、行動していきたい。


米国は対中政策を注視、急接近に警戒も
2012.1.14 21:13
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米政権は、再選を果たした馬英九総統の手堅い対中政策を期待感とともに注視していく構えだ。オバマ政権は対中関係に一定の改善をもたらした馬総統の手腕を評価する。今後も中台関係の「現状維持」を望む一方、馬政権が中国に一段と傾斜することには警戒する声も強い。
 オバマ政権では昨年後半、商務省や国際開発局の高官らが相次いで台湾を訪問。台湾も米国にビザ免除プログラムの適用を申請するなど、両者の交流は活発になっていた。総統選直前の微妙な時期だけに、一部からは「米政府が馬総統の再選を後押ししている」との批判も生まれたほどだ。
 今秋には中国指導部が交代し、米国も11月に大統領選を控える微妙な状況の下で、中台関係の緊張という「新たな火種を抱え込むような事態は避けたい」(元国務省高官)という本音がうかがえる。
 米中関係が人民元問題や貿易不均衡、南シナ海問題などの課題に直面する中、馬総統の再選は、安定した中台関係を維持する意味からも米国の対中外交関係者から歓迎される見通しだ。
ただ、米国には、馬総統の再選を機に台湾が中国へ急速に接近し、中台関係の均衡が崩れることへの警戒感も強い。
 ブルッキングス研究所のリチャード・ブッシュ氏は中台関係について「比較的容易な経済問題は改善したが、安全保障問題などは手つかずだ。台湾側には議論の土壌を作る時間が必要だ」と指摘する。
 一方、米下院外交委員会は昨年末、クリントン国務長官宛ての書簡で、「中国政府による(台湾への)継続的な脅しや介入」に警戒を怠らないよう、オバマ政権に強く求めた。

 対中政策に対する台湾世論の方向性も不透明な中、米国は馬総統の今後のかじ取りを慎重に見極める方針だ。
(MSN産経ニュース)


 中台間の経済関係の深まりを背景とした台湾への浸透、メディアを活用した馬総統への援護射撃など中国による様々な間接的関与も指摘されるが、台湾の安全保障に決定的な影響力を持つ米国の、正義や独立などというキレイ事よりも、対中関係を念頭にあくまで自国の国益を最優先するという姿勢も大きく作用していると思わざるを得ない。
 いつになったら台湾人による台湾国家、そして我ら日本人による日本国が実現できるのか。


 台湾が果たせなかった今、次は我々日本人が売国民主党政権を打倒に追い込み、日本を日本人の手に取り戻し、一刻も早く真姿となった堂々たる皇国日本の姿を台湾の人々に見せるしかない。

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2012年01月13日

5回目の訪台から帰ってきましたっ!(その2)

 さて、2日目。残念ながら天気予報通りの雨天に…

 2日目は台中を訪問し、大きな黄金の大仏で有名な寶覺寺へ参拝し、寺内にある日体の戦没者を祀る慰霊碑(台湾の靖国神社と言われています)を参拝するとともに、茶芸館などで台湾茶を楽しもうと計画しておりましたが、ガイドブックを見れば見るほど中には見どころがたくさんあることがわかり、妻と相談した結果、半日観光では必ず悔いが残るだろうとの結論に達し、台中へはまた次の機会に必ず泊付きで訪問することとし、今回は代わりに、台北から比較的近く、これも前々からいってみたかった台湾鉄道のローカル線“平渓線”の旅に変更しました。

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台北駅(台北車站:写真はWilipediaより)

 MRTで台北車站(台北駅)に到着した我々は、券売所を捜索。途中立ち寄った売店で何気なく目をやった新聞の一面をデカデカと飾る記事に目が留まりました。すべて漢字で書かれた記事はにわかに判読し難く詳細は分からなかったのですが、日本で二人の台湾人女性が殺されたということはわかりました。二人が命を奪われた殺人事件は、無論重大な事件には変わりないのですが、一面トップの余りの大きな扱いに、何か日台間で国際問題化するような大きな事件ではなかろうかと、少々不安を覚えました。(みなさん、この事件の顛末はご存知ですよね。若い台湾人女性の留学生2名が同じく台湾人男性の留学生に殺害された事件です。)

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この事件は、台湾で大きく報道。お二人のご冥福をお祈りします。(写真はMSN産経ニュースより)

 妻が売店でミネラルウォーターを購入し終えたので、あちこちの案内表示を見ながら券売所を探そうと歩いていると、先ほどの売店から店員さんが血相変えて飛んできて何やら妻に言っています、どうやら支払いが足らず、あわてて追いかけてきたようです。最初、万引きと間違えられたのでは?とややこしくなったら困るなあと思いましたが、どうやら店側のミスのようで、店員はしきりに誤っている様子。支払いが終わり、立ち去ろうとすると、レジに帰った店員さんが再び我々を追いかけてきて、ミネラルウォーターを一本差し出します。店側のミスで迷惑をかけたお詫びのしるしのようでしたので、丁重に礼を言って遠慮なくいただきました。また、券売所の場所も教えていただきました。
 そして、天井が高くだだっ広い空間にある券売所を発見。最初、券売機での購入にチャレンジしましたが、操作法に今一つ確証が持てなかったので、窓口で購入することに。平日の中途半端な時間のせいか、行列もなく人はまばら。無論、言葉が通じないので、窓口のお姉さんに筆談を交えつつガイドブックを見せてなんとか指定席券を購入。まずは“東部幹線”の列車に乗車し乗換駅の瑞芳まで行きます。カタコト英語で何番乗り場か尋ねると4番ホームとのこと。


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“月台”とはプラットホームのこと。

 “第4月台”と書かれたホームに行ったのですが、プラットホーム左右のどちらの線路で待っていればいいのか、わからなかったので、ベンチに座っていたカップルの女性に切符を見せて、相変わらずのジェスチャーとカタコト英語でどちらのホームで待ってればいいの?と尋ねると、“Here!”とのこと。カップルと同じ側のホームで待っていたのですが、時間通り電車が来ません。「間違ったのかな?」と思っていると、約5分遅れで列車が到着。電光掲示板が見当たらなかったので、その電車に乗車してもいいのかどうか不安に思い、再び先ほどのカップルに切符を見せてこの電車であってる?ってな具合で尋ねると、大きくうなずいてあってるとのことだったので、安心して乗車。乗車すると切符に記載された指定席を探しましたが、我々の指定席と思われる場所に誰かが座っています。おかしいな、列車が違ったのかな?などと思いましたが、とりあえずその席へ向かうと、何とそこに座っていたのは先ほどから私が何度も尋ねていたカップル。切符を彼らに見せると、そそくさとばつが悪そうに立ち去りました。やはり、私たちの席だったようです。

 台北駅から約50分で“瑞芳”に到着。この駅で“平渓線”に乗り換えるのですが、この駅で平渓線での途中下車が何度でもOKな周遊券を購入します。この周遊券を使い、一時間に一本しかない平渓線の電車と時間を合わせて行動します。

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瑞芳駅の第2月台。

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周遊券を求めて窓口に並ぶ観光客

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電光掲示板。この列車に乗りました。

 ホームには鉄道マニアと思われるオタクっぽい日本人男性二人組が立っています。「よし、あいつらについていけば、たぶん間違わないぞw」と嫁さんとほくそえんでおりましたが、
 二人組は我々が乗りたい列車とは違う先に到着した別の列車に乗車。平渓線に乗ると思われる他の観光客やデートのカップルは誰も乗らないので、我々もさすがにあれは違うぞと思い、乗りませんでした。(後に再びこの鉄ちゃん達は平渓線の途中の駅から乗り込んできました。さすがマニアは我々素人とは違い、行動もマニアック。)


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平渓線の周遊券。区間内は何度でも途中下車できます。


 切符も無事購入し、列車の到着を待つのですが、またまた時間通りにやってきません。約20分の遅れとのこと。
 ったく、どうなってるんだっ!と思いかけたのですが、そうです、ここは日本ではありません。列車の少々の遅れなどにイラつくのはエネルギーの無駄です。

 さて、無事にカラフルにラッピング塗装された列車が到着し、平渓線の旅がスタート。車窓から見える景色は、我々が住む京都の保津川沿いを走るトロッコ列車から見る保津渓の景色を思わせるものでした。また、車窓から見る沿線の街は正にローカル線の旅と呼ぶにふさわしい情緒あふれるものでした。


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 このカラフルな塗装をされた車両は日本製。列車内に日立製作所の製作であることを示す“HITACHI”のプレートを発見。なんだかうれしくなりました。

 
 さあ、列車に乗り込み、平渓線の旅が始まります。

(続く)
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台湾総統選、ついに明日に迫る!!

馬・蔡両氏が大接戦=台湾総統選、14日に投開票
 【台北時事】台湾総統選挙は14日、投開票日を迎える。再選を目指す国民党の馬英九総統(61)、野党・民進党の蔡英文主席(55)、親民党の宋楚瑜主席(69)の3候補は、選挙集会や遊説で最後の訴えに余念がない。挙戦は最終盤まで馬、蔡両氏が接戦を繰り広げ、予断を許さない緊迫した舌戦が続いている。
 金融危機に対応でき、両岸(中台)を平和に導けるのは、経験のある私しかいない−。馬総統は12日、海外メディアを集めた記者会見で、再選に自信を見せた。
 このところ馬総統は、「安定」をしきりに強調する。蔡氏の政治経験は少なく、政権が民進党に移れば中台関係は動揺すると不安をあおり、勝敗のカギを握る無党派層への浸透を図っている。さらに、国民党長老の連戦名誉主席らを動員、陣営の団結を呼び掛け、支持者が重なる宋氏への投票阻止に力を入れる。
 一方の蔡氏も不安払拭(ふっしょく)に躍起だ。政権交代後は「連立を視野に与野党協力を進め、政局の安定を図る」と表明。同時に「有権者が欲しているのは、馬政権が固執する高い経済成長率ではなく、実感ある生活向上だ」と訴え、「庶民派」を印象付けようとしている。(2012/01/12-18:18)

(時事ドットコム)

 とうとう明日に迫った台湾総統選。
 メディアからは、大接戦の予想が伝えられている。
 泣いても笑っても、対中傾斜を続け中国共産党からも再選が“期待”されている外省人の馬氏か、それとも李登輝元総統が支持し中国からは“独立派”とみなされ警戒されている蔡英文氏か、明日、台湾人の選択で運命は決する。

 俺は当然、“私は台湾人だ”と口先だけで言いつつ中華民族の尊大な誇りを胸に抱き、“私は友日派だ”と嘯きつつ中国人並みの反日思想を持ちつづける男の再選を望まない。
 俺は台湾初の女性総統が誕生することを切に願っており、真の台湾人である蔡氏の当選が、台湾の将来にとって望ましく、最終的には日本の国益に最も合致する結果だと確信している。
 台湾がこれ以上対中接近を継続することは、日本にとって地政学上も大きなリスクとなる。
 我々日本人は、台湾の選挙結果を決して他人事だとばかり考えず、「日本と台湾は運命共同体」という事実を今こそ想起せねばなるまい。 
 
 とは言え、台湾の未来は台湾人自身が決すること。
 
 日本にも大きく影響する総統選挙の結果だとはいえ、単なる異国に住む一個人の私としては遠くから祈りを届けることしかできない。

 ところで、その中国寄りの馬氏が中国に対し所謂“三通(「通商」「通航」「通郵」)”を実現し、また、中国人観光客受け入れを解禁し促進してきた結果、今や日本人をしのぐ勢いで大勢の中国人が台湾を訪れている。その副次的効果として、民主国家台湾を目の当たりにした中国人には、見せかけの経済的繁栄では得られない、自由と民主主義があふれる台湾がとてもまぶしく映っているらしい。

台湾訪れる中国人観光客に魅力の「民主選挙」

 台湾を訪れる中国人観光客の間で、台湾総統選・立法委員選挙への関心が高まっている。


 共産党の一党独裁体制で生きる中国人にとっては、2008年7月に観光渡航が解禁となった台湾で初めて目にする「民主選挙」だ。選挙集会での「お祭り騒ぎ」も魅力的に映るようだ。

 「民主主義の発展した姿。あれこそ正常な現象だ」
 中国雲南省から来た40歳代男性は、台湾南部で見た野党・民進党や与党・国民党の選挙集会の印象を語る。
 台湾の旅行社によると、昨年11月以降、「選挙の雰囲気を味わいたい」と希望する中国人観光客を、選挙集会に案内するケースが増えた。南部・高雄のある現職立法委員の事務所では9日、中国人観光客が訪れ、委員と握手する場面もあった。
 中国のネットには、「台湾の民主主義がうらやましい」との書き込みもある。昨年末には「総統選が見たい」と密航した中国人男性が逮捕される事件も起きた。
(2012年1月12日01時51分 読売新聞)

台湾総統選 中国版ツイッター「馬氏に祖国統一してほしい」
■若者ら民主化要求も 【台北=河崎真澄】中国で若者を中心に3億2千万人以上が登録している簡易型ミニブログ「微博」(中国版ツイッター)で、14日に投開票される台湾総統選挙で再選をめざす与党、中国国民党の馬英九総統への人気が過熱している。
 台湾政治に関する報道には制限の多い中国だが、微博などを通じて選挙運動のようすが断片的に伝わっており、「馬英九は総統なのに弁当を食べている」「街中の理髪店で髪を切ったり献血したりしている」などと、中国共産党の指導層との対比から驚きをもった書き込みが相次いでいる。
 さらに微博では「中国の政治改革は遅々として進まない」との不満も渦巻いており、その脈絡から「馬英九に祖国統一してもらいたい」「馬兄貴よ、大陸を解放してくれ」などと、共産党一党支配体制からの脱却で馬氏と国民党政権に期待するコメントも目立つ。
 対中関係の改善をめざす馬氏と国民党を、共産党や中国メディアが後押ししている中で、ブームに便乗して馬氏を“救世主”扱いしているようだ。「私も馬英九に投票したいが、生まれてこのかた投票したことがない」との発言もある。

 さらに、「世界人口の5分の1もいる中国人が台湾並みに投票できるようになるのはいつか」「一党支配を終わらせよう」など、中国の民主化を要求する書き込みも出始めた。微博など情報ツールの普及が進むに連れて、言語や民族など共通点の多い台湾の民主選挙が、中国の若者の政治意識を変える可能性もある。
(産経新聞)


 「馬英九に祖国統一してもらいたい」「馬兄貴よ、大陸を解放してくれ」
 馬氏を救世主扱いとは驚くが、共産党一党独裁の下、驚異的な経済発展の陰で絶望的に拡大していく格差と益々荒廃の度を増していく社会を、何とか救ってほしいという中国の民の切実な声なのだろう。

 中国共産党政府にとって、国内の馬人気は痛し痒しといったところか。
 インターネット時代の今、政府が情報を操作しようと試みてもしきれるものではない。
 それにしても中国共産党も再選を期待する融和的で親中的な馬氏の人気が、内側から一党独裁体制を蝕み始めているというのはなんとも皮肉である。


 

台湾へ「駆け込み旅行」 大陸客、政権交代にらみ
2012.1.12 16:07 [台湾]
 
 中国本土から台湾への観光客が昨年11〜12月、前年同期比で4割以上と大幅に増えことが12日分かった。

 14日の台湾総統選で、対中融和路線の国民党から中国が独立派と見なす民主進歩党(民進党)に政権交代した場合、台湾に行きにくくなると考えた中国人の「駆け込み旅行」が増えたのではないかとの見方が出ている。
 台湾の業界団体関係者によると、昨年11〜12月の中国本土から台湾への観光客は個人・団体を合わせ、推計27万3千〜27万6千人。前年同期比で43〜45%増という。

 総統選は国民党の現職候補、馬英九総統と、民進党の蔡英文主席が激しく争う接戦。同関係者は「蔡氏が勝利した場合、(蔡氏を嫌う中国当局が台湾旅行に制限を加えるなど)圧力がかかると想像し、多くの中国人観光客が選挙前に急いで来たようだ」と話す。(共同)
(MSN産経ニュース)


 実際台湾に行くと、中国人観光客に実際よく遭遇する。
 彼ら中国人観光客が、自国内では決して目にすることのできない、外側から見た祖国の姿、祖国を見る諸外国の目、国内では隠蔽されている中国にとって不都合な真実の数々を、言論の自由が溢れる台湾で目にすることも多々あることだろう。
 
 今後そのことが、中国の民にどのような影響を及ぼすことになるのか、非常に興味深い。


李元総統が蔡氏支援メッセージ
2012/01/12 11:06更新
 台湾総統選を1月14日にひかえ、与党中国国民党主席、馬英九総統(61)と最大野党・民主進歩党の蔡英文主席(55)の接戦が続く中、大腸がんの摘出手術後、自宅療養中だった李登輝元総統(88)が、蔡氏支持を呼びかけるメッセージを11日付の台湾有力各紙に掲載した。メッセージは「台湾にチャンスを」と題する手書きの文章。
(iza)

 台湾民主化の父、李登輝元総統も明確に民進党と蔡英文氏の支持を打ち出した。
 中国は、在中国台湾企業のビジネスマンたちに、企業活動の便宜と引き換えに馬氏への投票を促しているという。
 まさに露骨な内政干渉であり、台湾人でなくとも不快の念を禁じ得ない。
 中国共産党に応援される人物が好ましい人物であるはずはない。

 私は日本人として、蔡英文氏を支持し、総統選必勝を心から祈願する。
 

 仮に我らの念願が叶い、蔡氏が総統に就任することになろうとも、その時、我が国政府が民主党政権であってよいはずはない。
 我が国も一刻も早く民主党政権を退場に追い込み、蔡新総統と連携できる体制を作らなければならない。

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2012年01月11日

5回目の訪台から帰ってきましたっ!(その1)

 みなさん、ただいま〜っ!
 台湾から帰ってきました!!
 また行きたいっ!!
 ほぼ雨に降られっぱなしの4日間でしたが、今回も現地でお会いした台湾人のKCNさんや端木さん達のおかげで楽しい時間を過ごすことができました。
 それでは、初日から順にレポートしたいと思います。


 出発日の前日から京都は激しく冷え込み、久方ぶりの積雪も心配されました。
 出発日当日も早朝から荒天で、降雪が断続的に続いていましたが、関空特急はるかに乗り込み、南へ行くほど雪は影も形もなくなり、吹雪いていた私の住まいの周辺と比べると、関西国際空港はまるで別世界。心配された列車やフライトの遅れ等もなく、無事台湾へと飛び立ちま した。

 約3時間の空の旅の後、台北市近郊の桃園国際空港に到着。バスで台北市内へ移動し、ホテル入り。
 雨が降っていましたが、約一年ぶりにバスの車窓から見る台北の景色がとても懐かしく感じられました。

 そして今回は、台湾の命運がかかる総統選挙を目前にした台湾入り。
 台北のまちのあちこちで選挙の看板やのぼりを目にしました。
 赤が民進党、水色が国民党のカラーのようです。

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国民党の看板。馬総統と立法院の候補者が並んでポーズ。民進党の蔡さんの看板よりよく目にした気がします。


 日本人の私にとって珍しかったのは、バスのラッピング広告に総統選と同時に実施される立法院選挙の候補者の広告があったこと。
 残念ながら写真には撮れませんでしたが、非常に珍しく思いました。

 午後3時ごろ到着した私たちは、ホテルで休憩後、台湾最古の寺院である龍山寺に参拝。初訪台時、息子の小児喘息治癒を祈願し、それ以来息子の喘息がよくなったことから、訪台時には必ず参拝することにしています。

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すっかり我々家族にとっておなじみとなった龍山寺

 絶え間なく響く読経の声と、たちこめるお香の香りが醸す独特の雰囲気。私と妻はこの厳粛な雰囲気をとても気に入っています。妻の訪台の目的の一つは、台湾のパワースポットである寺院を巡り御利益をいただくこと。今まではガイドさんに案内いただいた初訪台時と前回KCNさんと端木さんに案内いただいたときを除いて、ほとんど日本式に手を合わせて拝むだけの参拝でしたが、今回妻は事前に予習したらしく、正式な参拝法を私と息子に教えてくれました。

 私は、日本の復興・復活、日台関係の深化、そして我が家の家内安全を祈願しました。

 参拝後、妻の希望でもあり、大観覧車がある“美麗華百樂園(ミラマーデパート)”へ。
 タクシーで到着し、すぐに大観覧車に乗りに向かいました。デパートの屋上にあるのですが、大観覧車から見渡す台北の夜景も美しく、遠くに台北101の美しく輝く姿が見えました。妻によると、この観覧車は台湾ドラマにも時々登場するらしく、実際に乗ることができた妻は満足げでした。


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美麗華百樂園(ミラマーデパート)

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観覧車から望む台北の夜景。遠くに台北のシンボル、台北101ビルが見えます。

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美麗華百樂園(ミラマーデパート)の内部。新年を祝う龍の飾りがかわいい。

 次は、これも訪台時には妻と息子にとっては欠かせない“世界10大レストラン”の誉れも高き「鼎泰豊」へ。店の前には相変わらず順番を待つ客でいっぱい。そこで飛び交う言語のほとんどが日本語であることから、順番待ちの客は大方日本人観光客であることがわかります。

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主に日本からの観光客で込み合う鼎泰豊の前。注文を店の前で聞いてくれる私のお気に入りの店員のお姉さんの健在も確認。

 日本の旅行会社が企画する台北ツアーでも必ずといっていいほど行程上にあり、台湾を紹介する旅番組でも必ず登場するなど、日本人にも認知度が非常に高い鼎泰豊の本店。小龍包はやはりさすがのおいしさ。台湾ビールとの組み合わせは何度食べても正に黄金コンビです。

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私にとって黄金コンビの小龍包と台湾ビール

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息子の好物の空心菜と牛肉麺

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スプライトの缶には台湾が誇るスーパースター、周杰倫(ジェイ・チョウ)のイラスト入り

 調子に乗ってたくさん食べたのですが、なんとなく食い足らず、帰りにコンビニでカップラーメンを購入(台湾ビールも)しホテルで食べました。スープはピリ辛で、台湾独特の風味がとてもおいしかったです。

 初日はこれでおしまい。

 明日からの行動に備えて早めに就寝しました。

(続く)
posted by lizard at 17:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 台湾訪問記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする